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谷口徹がプロ20周年
谷口が在籍した同志社大学のゴルフ部が中心となって主催し、藤田寛之をはじめ手嶋多一や小田孔明ほか、武藤俊憲や松村道央ら“愛弟子”も含めて、プロ仲間15人も祝福に駆けつける中、「今まで19勝しているが、その実感がない。1勝ずつ地道に積み重ねてきた結果こうなったという感じ」と、大勢の前でこれまでの20年を、しみじみと振り返った。
今後の目標については、永久シードが与えられる通算25勝についても触れて「周囲にも、期待されているので頑張りたい」とまだ、史上7人しかいない偉業達成にも意欲を燃やした。
また、記念撮影でかたわらに立った藤田をにらみつつ、「もう一度、賞金王を獲るにはこいつを倒さないといけない」と、相変わらず対抗心もメラメラ。
藤田と賞金レースを争った昨シーズンは、40代2人の“口撃”も話題となったが、新年も相変わらず?!
対する藤田は「今日は“お疲れさん会”じゃないんですよね?」と、来賓の期待に応えてリップサービスで茶化しながらも「生涯獲得数ではまだまだ、谷口さんの足下にも及ばない。僕も頑張ります」と、互いに刺激を受け合う構図は今年も相変わらずのようだった。