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HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦 2013

山下和宏は「僕向きのコースです!!」

今年、第1回を迎えた「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦」はタイトルにあるとおりに、茨城県の霞ヶ浦を舞台に、男子ツアーに新たな歴史を刻むことになった。

滋賀県の琵琶湖に次ぐ面積を誇る湖のほとりで、地元地域のみなさんとともに、大会を盛り上げていこうという熱気で会場は溢れており、山下がちょうど1番ホールをスタートしていく頃に、ギャラリースタンドに陣取っていたのも、地元の小学生のみなさん。

主催者の招待で、応援に駆けつけた子どもたちに見守られて出ていった山下はいきなり連続バーディを奪うなど、午前中の雨もものともしない。

67の4アンダーで回って4位タイスタートは、なんといってもコースとの相性の良さがあるから。
去るトーナメントのプロアマ戦でチームを組んだのは、今大会主催のPGMホールディングス株式会社の神田有宏・代表取締役社長。

そのとき、神田社長は言っていた。開催コースの美浦ゴルフ倶楽部は「きっと、非常に山下さん向きのコースだと思う」。そして実際に来てみて本人も、実感している。

「フェアウェイにはゆとりがあるけど、ターゲットは非常に絞られている。力だけではどうにもならない。小技のうまさと、アイアンショットが上手い選手が上に来る。ここでなら、勝負が出来る」と、練習日にひそかに手応えを掴んだとおりの好発進だ。

加えて「昨日の夜は、寝る前にひらめくものがあった」。原点回帰だ。「もう一度、初心に立ち返ってリズムを重視したスイング。それを言い聞かせながら回ったら、今日は上手くいきました」と、好材料も揃ってツアー初Vへの期待も高まる。

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