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ニュージーランドオープン選手権は12日に開幕!

左から、練習ラウンドにのぞむ優作、武藤と山下和宏。美しい風景の中に、溶けていきそうな3人。
PGAツアーオブオーストラレイジアの主管競技「ニュージーランドオープン選手権」は、12日木曜日にクィーンズランドにあるミルブルックゴルフリゾートと、ザヒルズゴルフコースで開幕。昨季から大会と、我々一般社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)がパートナーシップ契約を結び、今年は14人のジャパンゴルフツアーメンバーが挑戦するが、いよいよ開催を目前に、調整に励む選手たちはみな、まずはその美しく壮大な景色に、テンションが上がりっぱなしだ。

初めてかの地にやってきたというのは、ベテランの谷口徹。「噂どおりに大自然が素晴らしい」と、感動しきりだ。大会は、プロアマ戦との同時併催であるのも大きな特徴だが、こちらの競技方式も初めてという谷口。
「やってみないと分からないけれど、楽しみながら回りたい」と、絶景の中で胸躍らせる。

こちらも初のニュージーランド。そして初めての競技方式という点では谷口と同様の宮里優作。「壮大な景色、すばらしいコースに驚いています。この大自然に触れられただけでも来た甲斐はあった!」と、開幕前から早くも達成感?!
「いや、ちゃんと上位を目指しますよ!」と大笑いで「初めてのプロアマ形式。アマの方と一緒に楽しみながら、最終日に上位で終われたら最高」と接待役と、結果の両立を目指す気持ちも谷口と同じだ。

そして、こちらは大会の日本宣伝大使(?!)といってもいい武藤俊憲。
3年前に、豪州のブレンダン・ジョーンズの勧めで大会に出場して以来、すっかり魅せられ毎年、足を運ぶようになった“常連”は、「3年前には日本人選手は僕一人だった」と感慨深げに、昨秋あたりから、他の選手たちから今大会についての感想を聞かれることが急に増えたと振り返り「そのたびに景色、コース共に行って損はないよ、とみんなには伝えてきました」。

その甲斐あって、今年は日本からの参加選手がこれだけ増えたことに関しては満足げに「僕は僕で、大会の大使的立場としても、いい成績で大会を盛り上げたい」。出場初年度の8位タイを上回る結果を残すことが目下、最大の目標だ。

  • 絶景かな・・・

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