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全英オープンの日本からの出場資格が変更に
ロイヤルアンドエインシエント・ゴルフクラブ・オブ・セントアンドルーズ(R&A)が2年前から導入しているインターナショナルクォリファイング(IFQ)に準じて決定されたもの。
詳細はまず、昨年まで上位3人だった前年度のジャパンゴルフツアーの賞金ランク枠が、今年は2人に。
また、6月のミズノオープン(岡山県・JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部)の上位者枠は従来の1人から4人に増え、逆に、5月の日本プロゴルフ選手権(熊本県・玉名カントリークラブ)から、ミズノオープンまでの獲得賞金を合わせた、いわゆる“全英オープン日本予選”の上位者枠は、4人から2人に減る。
それらに加え、昨年の日本オープンゴルフ選手権の優勝者に例年どおり出場権が与えられ、合計9人の選手が資格を得ることになる。
上記のカテゴリーにより、昨年の賞金ランク枠から片山晋呉と韓国のY・E・ヤンと、日本オープン覇者の谷口徹が、すでに今年の権利を得ている。
なお、ミズノオープン上位者枠について、タイの場合は第4ラウンドのスコアの良い選手、さらにタイの場合は第3ラウンド、さらにタイの場合は第2ラウンド、さらにタイの場合は第4ラウンドの18番からのカウントバックで決定される。
他のIFQとミズノオープンの両方にエントリーすることは可能。
ただし、たとえばアジア地区のIFQですでに資格を取った選手は、ミズノオープンでは有資格者としてみなされ、この場合はその選手を除いた上位4人に出場資格が与えられることになる。