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ISPS HANDA 燃える闘魂!! チャレンジカップ 2018
谷口徹から褒められたわたり哲也が首位タイスタート
首位タイのひとり、わたり哲也は6バーディ、1ボギーの5アンダー67でラウンド。15番、16番では短いバーディパットを外すなどし、もう少し伸ばせる内容だっただけに勿体なさは否めない。しかし久々のAbemaTVツアー参戦ということを考えれば上々のスタートと言える。
昨年のクオリファイングトーナメントをサードで失敗し、今回は推薦での出場となるわたり。少ないチャンスを生かしたいと話すが、2年ほど前から取り組み始めたフィジカルを中心としたトレーニングの効果が出始めている。
「知り合いのプロテニスプレーヤーにフィジカルトレーナーを紹介してもらって、体もそうですが脳が改善されてきたので、少しずつですが変わってきているかなと感じています。日々の習慣とかって簡単に言いますけど難しいじゃないですか。要するに時間のマネージメントができていなかったので、そういう部分から改善するようにしたんです」。
先々週はレギュラーツアーの『〜全英への道〜ミズノオープン at ザ・ロイヤル ゴルフクラブ 2018』に出場し、谷口徹と練習ラウンドを一緒に行った。その際に「いい感じでゴルフやっとるやないか」と言われたことも自信になったと言う。
「谷口さんがあの年齢であれだけやっていて“お前は何やっとんのじゃ!”ってきつく言われました。本当に良いパワーをもらいました」。
谷口とは去年の富山県オープンでわたりから練習ラウンドを申し出たのをきっかけに以降気にかけてもらっているとのこと。自分を客観視できるようになり、変わりはじめたゴルフを楽しんでいるようにも見える。明日からも自分のやるべきことは決まっていると言い切るわたり。少ないチャンスを生かし、恩師・谷口にいい報告をしたいところだ。