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関西オープンゴルフ選手権競技 2015
関西出身! 山下和宏が「地元の期待をひしひしと」
コース統括部長の早瀬政太郎さんが「好きに回ってくれていい」と、恵まれた環境の中で、課題のアプローチも9番グリーンを存分に使わせてもらって、本番さながらの練習が出来たから。
「今日も最後に9番で、左のカラーから8メートルのがぽんと入った」と、こともなげなバーディ締めに3位タイにのし上がった。
「このコースは、ほかより高くなっているので、琵琶湖から吹き上げてくる風の影響を受けやすくなる」。なおさらビュービューと吹き荒れて、そうなると難易度がぐんと上がるが「今日みたいにさほどでもなかったら、明日もどんどん取りたい」と、好機は逃すものか。
初日はスタートホールで、厳しい視線を背に受けた。大会主催の関西ゴルフ連盟、通称KGUの森下洋一理事長が、仁王立ち。
「頑張らんで、どうするんじゃ」と厳しいカツ。大阪府民として、「地元の期待をひしひしと感じています」。周囲のプレッシャーも一身に受けて立つ。「期待してもらうのはいいこと」と、むしろ追い風にして、まだツアー復帰前の2005年大会の歴代チャンピオンが、思い出の大会で今度こそツアー初優勝を狙っていく。