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全英オープン開幕直前。日本人選手が揃って練習ラウンド!
全英の会場には昨日の夜に到着。日曜日に一旦大阪に戻り、月曜日に成田からヒースロー空港を経由してスコットランドへ。
今日は朝から武藤俊憲・谷原秀人・ポールシーハンとの練習ラウンド。
しかし、「疲れは大丈夫。木曜日になれば良い緊張感で臨めるでしょう」と過密スケジュールもなんのその。
今大会の為に、新しいドライバーをキャディバッグに入れた。
今日の練習ラウンドでは、イメージどおりの球が打てているだけに、得意のパッティングを活かし、しっかりパーを拾いたいところ。
自身も「簡単にバーディはとれないでしょうから。」とポツリ。
木曜日からはフィル・ミケルソンと同組で回る谷口には、多くのギャラリーが付く事が予想されるだけに、絶好調の谷口に注目が集まる。
前回2002年に出場した際は22位タイの伊澤利光(=同中)が、5年ぶりに全英オープンに戻ってきた。
クラブセッティングの変更もなくそのまま参戦。先週、先々週の日本での調子の良さをキープしているからだ。
「メジャーらしいコースで全体的に難しい。特に上がり3ホールは」。
左右どちらに打っても関係ないと感じるぐらいの狭いフェアウェー、風向きで難易度がガラリと変わる。ラフは前回ほど伸びてないものの、決して打ちやすくはない。
「これでピンを端に切られると…」と、練習ラウンド後に首をひねる。
ただ、伊澤にとっては初日の組み合わせは恵まれた。タイガーウッズよりも2組あとのスタートとなる。
もう圧迫感に負けないで打つしかない。「自分がナイスショットを打つと信じるだけですから」。笑顔で語る伊澤は「楽しく回れれば良いですね」と付け加えた。
「今日はやさしく感じた」。
先週の地元の大会『The Barclays スコットランドオープン』に出場し、早くから全英の会場に入った谷原秀人(=同下)は昨日の練習ラウンドと比べてこう話す。
今日は距離が長いホールが全てフォローの風。昨日はドライバーで打った位置に、今日は3番アイアンで届いた。昨日はナイスショットだと思ったドライバーが235ヤードぐらいしか飛んでなかった。
それぐらい風が鍵を握るコース。その上、7,421ヤードは全英オープン史上最長。
それだけに、長いコースと短いコースではっきりメリハリをつけたいところ。
「バンカーを越えてもまたバンカーがあるので、フェアウェーキープできるかどうか。ティショットが命です。」と意気込む。