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VISAダイナスティカップ2005近藤智弘&谷口拓也の最年少組は初日のフォアサムで5&3の快勝

27歳と25歳のチーム最年少コンビが、若さあふれるプレーでアジアのエースを下した。
1番から3ホール連続アップ。「楽勝・・・とまでは言わないけれど、初めにかなり余裕ができたのが大きかったですね」。

近藤は、2003年大会に続き、2回目の出場だ。
前回大会でも対戦しているタイのトンチャイ・ジェイディは、欧州とアジアのジョイント試合での優勝経験もある。
「今年も、かなり手ごわいと思っていたから。厳しい試合になるだろうと、予想していたんですよ」。
それが、5&3の快勝。
スタート直前の作戦変更も奏功した。
この日のフォアサムは当初、近藤が奇数ホールを担当し、谷口が偶数の予定だったが、「僕が3番、7番が苦手なこともあり、急に逆にしたんです。それが良かった」。

谷口はスタートの1番ホールで、背後にキャプテン青木が仁王立ちするプレッシャーもはねのけて、「アドレナリン出まくり」(谷口)の会心のティショットを打った。
これで勢いづいた。

「拓也が飛ばしてくれて、僕がうまい具合に寄せて。コンビネーションも良かった」と、勝因を語った近藤。
前回大会は、ベテラン・中嶋常幸とのペアで、別の意味で、かなりプレッシャーがかかっていた。
でも今回は、気ごろを知れた後輩とのコンビ。
「明日も、この調子で頑張りますっ」と2人、笑顔でこぶしを握った。


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