記事
ダンロップフェニックストーナメント 2005
近藤智弘「ちびっ子が、頑張ってます」
「13ラウンド目にして、ようやく2度目のアンダーパーだよ!! ・・・どれだけ僕がこのコースと合わなかったか、それで分かってくれるでしょう?」と、訴えた。
これまでは、「コースの特性にとらわれすぎていた」と振り返る。
「フェードボールを打とうと意識しすぎて、うまくスコアが作れなかった」。
しかし、今年は一辺倒に凝り固まらず、ティグラウンドに立って「そのときイメージした球筋を打とう」。
そう開き直ることで、この大会の自己ベストスコアをたたき出した。
今週、久しぶりに持ち替えたピン型のパターも好調。
インスタートの11番で7メートル。後半の5番では10メートルの長いバーディパットも決めて、デュバル、ウッズに次ぐ3位タイは、日本人選手としては最高順位でのスタートだ。
167センチ、60キロの体格で世界ランカーに立ち向かう。
「ちびっ子が、頑張ってます」と笑った。
写真下=ホールアウトするなり、クラブハウスへ向かう通路のところで青木功とばったり近藤。「途中まで2アンダーだったのは知ってるけれど、最後(9番)入れて3アンダーか!! 近ちゃんも、やるじゃないか」。賞賛を受けて照れ笑い。