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サン・クロレラ クラシック 2007

谷口徹、3試合連続Vにやる気

昨年、ツアー史上最長となったここ小樽カントリー倶楽部は今年、さらに26ヤード距離が延びて7535ヤード。「今年は、昨年よりランも少ないように感じるし、長いねえ。風向きによっては大変やねえ」とのっけからボヤくものだから、てっきりサジを投げたのかと思いきや「いいえ全然やる気ですよ」と、平然としたものだった。
むしろ、「僕には、リカバリーするテクニックとウッドがあるから大丈夫」と、力強く言い切った。

自身3度目の予選通過を果たしたのは先月の全英オープン。

通算12オーバーという成績は「不本意」としても、史上もっとも難しいといわれるカーヌスティで、「内容はけして悪くなかった。僕にもやれる、という手ごたえがあった」と振り返る。
かの地で慣らした7番ウッドも、ここにきてグっと馴染んできた。
「あとはパット次第」と、先月までの好調ぶりは相変わらずだ。

「メジャーではとにかく予選通過することが大事で、難しい舞台で自分の力を出せたことは、次へのステップになる」と、確たる自信を手土産に迎える帰国第1戦。

「あの経験を生かしてぜひ結び付けたい」のは、7月のウッドワンオープン広島と長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップに続く出場3試合連続V。
これまで、日本ツアーではジャンボ尾崎とグラハム・マーシュ、謝敏男と片山晋呉の4人しか達成していない快挙達成へ。
準備は万端整った。

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