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関西オープンゴルフ選手権競技 2010
谷口徹は単独3位に「驚きました」
得意のグリーン上も、あまりの暑さに構えてうつむくと、ぽたぽたと汗がしたたり落ちてくる。
「パッティングをするたびに、いちど顔を拭き直さないといけない。これが入らない理由だと分かった。リズムが悪くなって、イメージも悪くなる」。
なおさら、もう上位争いには縁がないと思っていたが、最終18番でスコアボードを見て「驚きました。上がもっと伸びて、4位か5位くらいかと思っていたから」。
V争いをしていた谷口拓也と細川和彦が揃ってスコアを崩し、知らず知らず順位が上がっていたのだ。最後のバーディチャンスも決めていれば、2位の矢野に並ぶところであった。
この関西オープンは上位3位までが、表彰されるのがならわしだ。最後はチャンピオンと席を並べて、「まさか表彰式に出るまでとは思わなかった」と、目をシロクロ。
この3位で賞金ランク1位の藤田寛之との差を一気に約10万円にまで縮めてこれから後半戦。今年の賞金レースは40代を中心に、熱い戦い。そろそろ、今年も目が離せない展開になってきた。