3アンダーで好発進した山下和宏であったが、それでも硬い砲台グリーンに悩まされていた。実際に11番でのダブルボギーは、「グリーンサイドから4回です」とショートゲームの難しさを改めて実感した。ここ東京よみうりカントリークラブは、名匠・井上誠一氏が設計した名門コース。井上氏設計のコースは、主に砲台グリーンや「グリーン下から攻める事が鉄則」などのイメージが強いが、今回はそれに加えコンパクションが硬いとの声があちらこちらで上がっている。
明日からは「静かに静かに」とコメントしているが、要は「じわりじわり」とスコアを伸ばしていく…そんなマネジメントが既に出来上がっているようだ。