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JGTO Novil FINAL 2013
チャレンジ賞金ランキング8位の正岡竜二が5連続バーディで、2位
正岡は、QTランク171位。チャレンジの出場機会もあまり得られない。「最終戦までいけるとは思っていなかった」という状況で、数少ない出場チャンスを物にしてきた。今年のチャレンジでベスト10が6回という成績がそれを物語っている。惜しかったのが今月のHEIWA・PGM Challenge IIIだった。桑原克典とのプレーオフの末に負けてしまった。
それでも好調を維持していることには変わりない。それには理由があった。
正岡は、東北福祉大の出身で池田勇太の2年先輩だ。今年は池田の夏合宿に参加した。後輩ながら「やはり一流選手は違う。雰囲気から日常の行動まで堂々としていた。戦う準備ができている」と肌で感じ取るものがあった。
来年はツアーで「一緒に練習ラウンドをしましょう」という約束をしている。その約束を果たすためには、今の賞金ランキングの位置をキープしなければならない。今年のチャレンジ賞金ランキング2位から9位までの選手が、来年の第1回リランキングまでのツアー出場優先権を獲得できる。
下位の選手の成績を気にしないようにするには、自らが上位に行くしかない。「あと2日ある。一つ一つやるべきことをやっていくしかない」という。正岡は一歩一歩、ゴールへ向かう。