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マイナビABCチャンピオンシップ 2014

谷口徹は「ただいま」とは、まだすんなり言えなくても

「おかえりなさい、谷口さん!」と、口々に歓待を受けてもまだ、すんなりと「ただいま」とは言えないベテランだ。

空き週のイベントで、右足を激しく捻挫してから、6試合もの戦線離脱。
地元関西のこのマイナビABCチャンピオンシップでやっと戻ってきたのだが、この日は水曜日のプロアマ戦が、公私ともに約2ヶ月ぶりの本格的なラウンドであり、「完璧に治ったわけじゃないし、芝から打ったのも、今週の月曜日から」という状況では冷え込みのきつかった午前中は歩き方も、どこかこわごわだったが徐々に、いつもの元気が戻ってきた。

「変なスイングをしたり、傾斜のライから打ったり。足を蹴る動作をしたときはやっぱり痛い」と、不安を訴えながらも午後からは、「良い球が打てていた」と笑顔もこぼれて、45歳のベテランが改めて自画自賛。
「これだけ試合をやってなくても上手いもんだな」と、ニンマリと「あと1日、2日もしたらエンジンが、かかってくるかもしれない」。
過去2度の賞金王は、長いブランクもものともしない!

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