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RIZAP KBCオーガスタ 2015
孔明は「完敗です」
出だしこそ、1番から連続バーディを奪って一度は池田をとらえて単独首位に踊り出たが、5番では2メートル半を逃し、7番では1メートル半を外した。この日の孔明は、絶好のチャンスがことごとく決まらなかった。
最たるは15番だ。わずか80センチあまりをカップの右に押し出した。万事休すだ。「これが芥屋かな」。
ツアーで唯一の高麗グリーンは今年、傾斜と目が複雑に入り込みながらも、ベントグリーン並みのスピードを誇り、わずかなブレが紙一重。
「なんとか耐えて回っていたけど、途中で5打差あったし、仕方ないでしょ。また来年、リベンジしますわ」と悲願の地元Vは、今年もお預け。
まずはこの結果を受け入れるしかない。
「2位ならいい。去年は、予選落ちだし」。
地元芥屋で3年ぶりの決勝ラウンド進出ではV争いまでこぎつけて、孔明の地元制覇も近い!