Tournament article

Phlip Morris K.K Championship 2001

「伊沢対策に、新しいドライバー」

ディフェンディングチャンピオン、谷口徹

 「今日、コースをまわってみたら、フェアウェーの幅が、昨年より広くなっていた。
 その分、ティショットは打ちやすく感じたけど、そのかわり、バンカーサイドのラフが刈り込まれたり、ミスすると転がり落ちるような設定になっていたから、アプローチで、打ち上げの感覚が多くなって、その点が難しくなったかもね。
 でも、ここでの攻め方は、わかっているから。
 ゴルフの調子も、悪くない。

 今週は、(賞金ランクトップの)伊沢対策用として、ドライバーを新しくしてきました。
 ヘッドの部分は変わらないけど、シャフトを2グラムくらい軽くして、インパクトできっちりと戻ってくるようにしたんです。
 まわってみた感じでも、かなりシャフトとヘッドのマッチングは良かったし、今日のプロアマ戦では、ほぼフェアウェーをキープできていたから、感触はいいと思う。

 今年はここまで、たいした成績をあげておらず、去年の活躍からすれば、物足りなさを感じるかもしれないけれど、初のメジャーに挑戦したりで戸惑いや、疲れがあるだけで、ゴルフ自体は、それほど悪いとは思っていないんです。
 全体の出来としては、70点くらい。
 あとは、優勝できれば、点数もガンと上がることだし、今週は、最終日を、ぜひV争いできる位置で迎えたい。
 優勝とかよりまず、優勝争いできる位置にいることが大事だと思うから。
 今週は、ディフェンディングの試合だし、一生懸命、頑張ってくるつもりです」

写真 = この日のプロアマ戦、ディフェンディングチャンピオンの谷口は、主催のフィリップモリス社のジェームズA.スカリーJr代表取締役社長(=左)と、和気藹々のラウンド

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