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ゴルフ日本シリーズJTカップ 2005

谷口徹「最終日も新聞の一面に」

今週、グリーンの硬さを示すコンパクションは、12から13。もともと、硬く締まったセッティングに、朝の冷え込みが加わる。さらに、厳しいピン位置にこの日2日目は、どの選手も苦戦を強いられた。

前日首位の谷口も、出だしの1番で80センチにつけてバーディ発進しながら、7番で3パットのボギーを打って、たちまちリズムが崩れた。
「自信を持ってプレーできているはずが・・・今日はツキもなかった。つまんないミスでしくじったね」。

グリーンを外してロブショットを打つシーンも多く「ギャラリーには、技術を堪能してもらえたかも」と、中盤の3ボギーに苦笑い。

それでも、この日パープレーで2位に1打差まで詰め寄られながらも、通算6アンダー首位を死守して、「まあ、混戦になってしまったけれど。大会を盛り上げるためには、良いスコアでしょう」と言える余裕はまだある。

リーダーのインタビューを終えてから、報知新聞の記者に向かって「ありがとうございます」と頭を下げた。
この日2日(金)の朝刊で、念願だった新聞の一面を飾ったからだ。
丁寧に礼を述べつつ「最終日も、表に飾ってもらえるよう頑張りますよ」。
V宣言で締めくくった。

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