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JCBクラシック仙台 2006

谷口徹、深堀圭一郎、高山忠洋の3人が全米オープン出場権を獲得!

過酷な36ホールを制した谷口、深堀、高山の3選手
5/29(月) 埼玉県狭山市の東京ゴルフ倶楽部(6,928y パー72)で1日36ホールの「第106回全米オープンゴルフ選手権セクショナル クオリファイング(最終予選)」が行われ、谷口徹、深堀圭一郎、高山忠洋の3人が6/15(木)〜18(日)の4日間、ウイングドフットGC(ニューヨーク州)で行われる全米オープンの出場権を獲得した。
なお、この3人のほかに片山晋呉(2005年賞金王)、今田竜二(昨年15位以内)の2人がすでに出場権を獲得している。

谷口は、36ホール通算8アンダーでトップ通過。15番(502y パー5)で第2打残り240yを4Wで2オンに成功し、ピン3mにつけた。これを決めイーグル、この時点で9アンダーとした。「7アンダーでプレーオフだと思っていた」ので、これをキープしようと心がけた。結果的には5アンダーでプレーオフだったので、余裕の通過となった。自身4回目の全米オープン出場を決め、「出れるのは光栄。20位以内に入りたい」と意欲満々だった。

昨年も最終予選を通過した深堀は、6アンダーで全米オープンに2年連続出場となった。「出るチャンスを何とかものにしたかった。気持ちで乗り切った」と決して好調ではなかった。17番でバーディをとり、6アンダーとした。「昨年プレーオフをやっているので、今年はやりたくなかった。17番のバーディはもう1度行って来い、ということでしょう」明日アメリカに向けて飛び立つ。「最低4日間はプレーしたい。それもつながった4日間にしたい」と満を持して本大会に臨む。

高山はデービッド・スメイルとプレーオフの末、1ホール目でバーディを決め、出場権を手に入れた。「スメイルとはよく優勝争いをするのですが、いつも他の誰かに持っていかれてしまう。今日はタイマンだったし、絶対負けないと思ってプレーした」というように強気のプレーを展開した。プレーオフ1ホール目の15番で5mに2オンし、2パットでバーディとし、決着をつけた。今年1月のソニーオープンでは初めてPGAツアーに出場したが、予選落ちだった。「だいぶやっつけられたので、リベンジする機会。今度はガンガン攻めていきたい」という全米オープン初出場の高山のプレーにも期待したい。

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