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サントリーオープンゴルフトーナメント 2006

谷口徹ツアーのジンクスも「僕には当てはまらない」

単独首位でスタートした前日2日目。思うようにスコアが伸ばせなかった。3オーバーの73を打って9位タイに後退。

しかし、谷口に落胆はなかった。
「ゴルフは、けして悪い内容じゃなかったし、昨日は午後スタート。たまたまパットが入らなかったり、アンラッキーだっただけ」。

ここ総武カントリークラブは、「フェアウェーとラフが、スコアの分かれ目」。思い通りのショットをしたにもかかわらず、不運なキックが思わぬアクシデントを招くこともある。

「パットも、昨日は入らなかったけれど、思い通りのストロークが出来ていたから。調子うんぬんよりも、勝つ気持ちさえしっかり持っていれば、やっていけるという自信があった」。

だから、前日ホールアウト後は特に何もしなかった。
「今日は、帰ってゴハン食べて寝る日だな、と」。

新たな気持ちで、再び戦線浮上。

今週、水曜日。団しん也さん、ファイティング原田さん、山本文郎さんとチームを組んだアマプロトーナメントで優勝した。
ツアーでは「プロアマで勝った選手は、本戦で優勝できない」というジンクスがまことしやかに語られているが、表彰式の壇上で谷口は、「それは並みのプロの話であって、私には当てはまらない」と言ったそうである。

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