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JCBクラシック 2007

近藤智弘「明日は平塚さんについていく」

この日3日目のスタート直前にも片山(右)のパット練習器を借りて練習した近藤だったが…
この日3日目は「僕の悪いところがやっぱり出た」。4番で8メートルのバーディパットを3パット。10番で7メートル、17番で12メートルをやはり3パット。
1日3度の3パットが、いまの近藤の弱点を物語っている。

「肩のラインが左を向いている」。
「バックストロークが大きすぎて、インサイドに抜けている」。
「きっちりと、目標方向にアドレスできていない」。

それらに気がついたのは、初日のスタート直前。
片山晋呉が愛用する練習器具を拝借して分かったが実践の中では、いきなり完全に修正できるはずもない。

この日3日目のスタート前も、片山に断って練習させてもらったが大事な優勝争いの場面で、不安な部分が露呈してしまった。
平塚に2打のリードを許してしまった。
「平塚さんは、粘り強い選手。明日は4つ5つは伸ばさないとダメでしょう」と近藤。
「厳しい戦いになりそうだけれど、あまりパットで神経質にならず、半分開き直って、平塚さんについていく感じで頑張ります」と、話している。

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