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マンシングウェアオープンKSBカップ 2008

谷口徹「ゴルフ界の温暖化現象です」

予選2日間を、石川とひとつ前の組で回った賞金王は、この日ホールアウト後に自虐ギャグ。「後ろは多かったけど、僕らの組は少なかったよ!」。
それでも延々と続く人の波は、少なからず谷口のプレーにも影響があった。

スタッフの制止も聞かず、歩き続けるギャラリーに「たびたび、仕切り直した」と話したが、それも後半からは、解消された。

この日、スタート前に同組の伊澤が左手親指痛のため棄権した。
藤田寛之と2サムになった上に「僕ら、すいすいパットが決まるから」。
さらに、前の組もジャンボ尾崎が棄権して、宮本と近藤が2人になっていたからますますプレーがスムーズに。

石川組を約1ホール分、引き離し「後ろが空いて、プレーしやすくなりました」と、苦笑いで振り返った。

そんな冗談を言いながらも、16歳が男子ツアーにもたらした人気には感謝している。
「最近、新聞の紙面も男子のほうが大きくなって。長かった氷河期が終わったみたい。氷が溶けて、ゴルフ界の温暖化現象だね」と笑った。

そして今週こそ、自分が最終日の紙面を飾る…?!
「そうなればいいけどね」と、最後はやや控えめだったが…。

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