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三菱ダイヤモンドカップゴルフ 2009

今季初戦の谷口徹は

2月に交通事故で左肩を脱臼し、“開幕”が遅れていた谷口が今季初戦で1アンダーの21位タイスタートに、自画自賛。「たいしたもんじゃない?」と、思わず笑みがこぼれ出た。「並じゃないね、この大洗で」と、自らを褒めちぎった。

難しい16番でティショットを大きく右に曲げた。アドレスが取れず、アンプレヤブルを宣言して打った3打目はグリーン奧にこぼれ、アプローチも寄せきれず8メートルの距離が残ったが、これを沈めてダブルボギーで踏みとどまった。

「18番も必死のパー」。
何度かピンチを迎えたが、ここ大洗ではすべて想定内だ。

自ら「全盛期をほうふつとさせる」と語った絶好調のパットにも救われた。
「今日は嫌な距離が全部入った。初戦で、しかも一級品のコースで、いきなりアンダーパーが出るとは思ってなかったから」。
大会の歴代チャンピオンで、歴代の賞金王には長いブランクも問題なかった。
本人も、内心では心配していただけに笑顔もめっぽう明るい。
「上出来でしょう」と、胸を張った。

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