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UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ 2009

山下和宏が7位に

今季初シードの35歳が、このツアープレーヤーNO.1決定戦に、名乗りを上げた。通算5アンダーは、3打差の単独7位だ。

5年シードがかかった今大会は、必要以上に気負わぬように「練習ラウンドと思って回っている」。
だから、この日の大会2日目は、前日初日から数えて「練習ラウンドの2ラウンド目」。

そう言い聞かせてスタートしたものの、順位も順位なだけに「やっぱり、力んじゃって」と苦笑する。
初日に比べ、アイアンショットの調子がいまひとつで「チャンスなら、昨日のほうがもっと多かったかな」。
しかし体の底から沸き起こるプレッシャーと懸命に戦いながら、着実にスコアを伸ばして優勝を狙える位置に踏みとどまった。

いよいよ迎える決勝ラウンド。
「焦らず、騒がず、凪の心で」。
改めて、自分に言い聞かせていた。

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