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サントリーオープンゴルフトーナメント 2007

谷口徹は単独2位に「心から感謝したい」

今年一杯で大会が中止になることを気に病んで、開催前から「最後に盛り上げる」と意気込んで、丸山茂樹と谷原秀人との最終日最終組を切望し、「シナリオどおり」と3打差の単独首位からスタートしていった谷口だったが、その筋書きは最後の最後に狂った。

チャンスパットが決まらない。
伸び悩むうちに、いよいよ谷原秀人に追いつかれて、逆転を許してしまった。
目標にしていた「有終の美」が飾れなかった。

「僕も良い感じでプレーはしていたけれど、12番や16番で取っておきたかった。谷原は12番から4連続。決めるときに決められなかった差が出た。谷原が、良いゴルフをした」と今回は、チャンピオンを素直に称えつつ、「そのうち、リベンジしますよ」。
谷原が宣戦布告した賞金王争いも、真っ向から受けて立つ構えだ。

最終日に願ってもないペアリングで盛り上げることができたことにも満足そうで、「丸ちゃんや谷原とのプレーはほんとうにとても楽しくて、これで大会が最後とは思えなかった。35年もの間、大会を続けてくださったスポンサーのみなさんに心から感謝したい」としみじみと話した。

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