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マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント 2011
ジェイ・チョイが1日2イーグルで首位に
ひとつめは前半の18番。奧のバンカーから、チップイン。そして後半は7番のパー4も、残り95ヤードを直接入れた。
この日はそのほかにも、2番でチップインするなど、「ゼロパットが3回!ちょ〜満足」と、流ちょうな日本語も冴え渡る。
シード元年の今季は、日本ゴルフツアー選手権で4位タイ。サン・クロレラ クラシックで単独3位、またVanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメントで5位につけたが、夏を過ぎて不振に。
原因はパッティング。「どうしてだかラインが読めない」。乱視であることが発覚したのは今年。そのせいで、確かにグリーンが読み切れなかったり、ボールの行方を見失ったりもしばしばだったが、それは春先に、度付きのサングラスを新調したことで、解決したはず。
そこで、キャディに勧められたこともあって、中尺パターに変えてみた。「僕は全然知らなかったんだけど、アメリカでいま大流行なんだってね!」。
流行りの道具は効果てきめん。
「2,3メートルのパットに自信がつくようになったし、それがショットにも良い影響を与えた」と、この日66の好スコアにつなげた。
「たとえ悪くても、まだ明日があるし!」と、いつも超前向き人間の好発進なら、ますます弾みがつくというもの。
2位と2打差をつける6アンダーに、「毎日出したら24アンダー!?」と、すっとんきょうにおどけて見せて、「まあ、そこまでは難しいかもしれないけれど、頑張ります!」と、やる気満々だ。