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「Hitachi 3tours Championship 2015」にてジュニアサミットを開催(12月13日)

「for CHILD CHARITY」を開催主旨として開催されている「Hitachi 3tours Championship 2015」にて、熱戦と並行してさまざまなジュニアイベントも行われた。

ゴルフ初心者にはスナッグゴルフ体験会、ゴルフを経験したことがある子には実際のゴルフ体験会を、というように、ジュニアのレベルに合わせた各種イベントが行われた中で、もっとも上級者向けなのが「ラウンドレッスン会」だ。

このラウンドレッスン会は、PGA、LPGA、JGTOからそれぞれ2名ずつ、計6名のプロとラウンド出来る、これからプロを目指しているジュニアには夢のようなイベントとなっており、すでに全国レベルで実績のあるジュニアゴルファー18名が参加して行われた。

JGTO日本ゴルフツアー機構からは、山下和宏と稲森佑貴が参加してジュニアたちとのラウンドを行った。

山下はトレードマークの笑顔で、ジュニアたちと談笑を交えながらのプレー。
しかし、自分よりも身長も体格も上回る中学生に時折ドライバーの飛距離を越されながらも、そこは小技でプロの凄さを見せつけた。

稲森は小学生2名、中学生1名とラウンドし、傘を差しながらも要所要所でコースマネージメントを中心にレクチャーし、雨が降り出した時のグリーン上での注意点や、同じクラブでもグリップを持つ位置で飛距離や高さをコントロールするテクニックについても細かに伝えた。

山下は、「とても有望な若い中学生とまわらせて頂き、新鮮だったし純粋無垢さが伝わってきて、楽しかったし改めてゴルフは魅力的なスポーツだなと思うことができ、有意義な時間でした。僕がゴルフを始めた頃はこんなに上手じゃなかったけど、本当に上手でした。」と舌を巻いた。

稲森プロも、「みんな上手すぎて教えてもいいのかなと戸惑ったけど、飲み込みが早いので伝え甲斐がありました。見ただけで見よう見まねができるので、プロのプレーを間近で見てもらうことも大切だと感じました。」と僅かな時間の中で有意義な時間をジュニアたちと過ごすことに充実感を感じていた。

この他に、PGA日本プロゴルフ協会からは久保勝美、秋葉真一が、LPGA日本女子プロゴルフ協会からは藤田光里、青木瀬令奈が、それぞれ高校生から小学生までの幅広い年代のジュニアたちと、ゴルフをプレーしながらの楽しいひと時を過ごした。

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