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ISPS HANDA 燃える闘魂!! チャレンジカップ 2018

谷口徹からのアドバイスが功奏 ショットに自信を取り戻した木下稜介が単独首位

AbemaTVツアー第5戦『ISPS HANDA 燃える闘魂!!チャレンジカップ』の第2ラウンドが7日、千葉県市原市の鶴舞カントリー倶楽部東コース(6,930ヤード パー72)で行われた。昨日から降り続いていた雨も止み、晴れ間がのぞく絶好のゴルフ日和となった。初日はトップと3打差以内に18名がひしめき合う大混戦となったが、本日のラウンドを終え、2位に4打差をつけて圧巻の63ストローク、単独首位に躍り出たのはトータル14アンダーフィニッシュの木下稜介だ。

「今日は何をやっても上手くいきました。ピンチは無かったですね」。
インコーススタートとなった木下は出だしの10番から120ヤードのセカンドショットを5メートルに付けてバーディを奪うと、続く11番では4メートル、12番のパー5では2打目残り260ヤードを5番ウッドで2オンに成功。2パットで沈めて3連続バーディ発進となった。16番でもバーディを奪い、前半を32ストロークで折り返した。後半に入ってもその勢いはとどまることを知らなかった。3番でバーディ。6番では4メートル、7番では6メートル、8番では1メートル、9番では1.5メートルのバーディパットをきっちり沈めて4連続バーディでホールアウト。9バーディ・ノーボギーという自己ベストに並ぶ圧巻のラウンドだった。

「ショットも真っ直ぐ、パターもフィーリングが凄く良かったです。打てば入ってくれる感じでしたね。今日のラウンドはとても自信になりました」と他の選手に付け入る隙を与えなかった。
「調子は今年に入ってから良くなりました。冬に谷口徹さんの合宿に行かせてもらって悩みが晴れました。去年はショットが曲がって苦しかったが、ワンポイントアドバイスをもらったら本当に良くなりました。ショットに自信を持てるようになりました」。
4週間前の『日本プロゴルフ選手権』で日本タイトル最年長優勝を果たした師匠谷口に木下も刺激をもらった。「谷口さんよりもスタート時間が2時間くらい早かったので残れませんでしたが、優勝する姿をテレビで観ました。感動して泣いちゃいました」と師匠の偉業を見届けた。

4打差で迎える最終日。AbemaTVツアー優勝を飾り、自身の目標に掲げる“レギュラーツアー優勝”に向けて突き進む。「明日は守りを考えず、ガンガン攻めて沢山バーディ獲って頑張りたいです」。師匠に吉報を届けることが出来るのか。

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