記事
祝52歳! 谷口徹が恒例の宮崎合宿をスタート
武藤俊憲らと合宿地のフェニックスカントリークラブを69で回り、「余裕で勝ちました」と、”弟子”らを圧倒。
合宿前には同じ奈良県出身の木下稜介と和歌山県でミニ合宿を開いてきたといい、「今日も、4人の中で一番よかった」と好調をアピールした。
ラウンド後は、コースさんが用意してくださった誕生日ケーキのろうそくを意気揚々と吹き消し「最高の誕生日になりました」と、悦に浸った。
50歳の18年に、日本プロで大会の最年長Vを飾った。その際に得た5年の出場権は持つが昨年は、22年間守り続けてきた賞金ランキングによるシード権を104位で失い悔しさのあまり、つい涙もこぼれた。
復活に燃える今季は「まだ”42歳”。シニアまで8年もあります」と、平然とサバ読み。
「優勝…? もちろんですよ」と目標はあくまでも、レギュラーツアーでの21勝目であることを明言。
前日9日に宮崎に入り、15日まで予定している今回を含めて、4月の開幕まで4度の合宿を予定しており、その初日にさっそく”師匠”にしてやられた市原弘大は「(谷口に)おめでとうございます…なんて、言ってる場合じゃないですね。僕らも頑張らないと…!」。
また大槻智春は、昨オフに続いて2度目の合宿参加。「谷口さんは優しい先輩。なんであんなにパットが入るのか…ぜひ、聞かせてもらって研究に役立てたい」
誕生日を迎えたばかりの元気な52歳に触発されて、メンバーたちも意気込んでいた。