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日本オープンゴルフ選手権 2008
今週、日本オープン
神奈川県の相模原ゴルフクラブで行われた昨年大会は、それぞれ2度目のタイトルを狙う片山晋呉、深堀圭一郎ら強豪を徹底したコースマネジメントでかわした上に、6打差の大逆転V。
2004年以来、2度目の日本一に輝いてその年3勝目。
2度目の賞金王にむけて、王手をかけたのもこの大舞台だった。
しかし今年は、幾度も優勝争いには顔を見せるものの最後に失速するパターンが目立つ。
先週のキヤノンオープンでも感触は柔らかく、しかし速いという難解なグリーンでスピンを殺して打つという高度な技を駆使して初日3位につけながら、結局41位に終っている。
また最終日が長女・菜々子ちゃんの誕生日と重なった9月のアジアパシフィック パナソニックオープンでは今季3度目の予選落ち。
「優勝を持って帰らないと家に入れてもらえない」と、それほどの覚悟で臨んだ大会だったが、屈辱の結果に終っている。
そんな背景があるだけに、今季未勝利の賞金王が今大会にかける思いはなおさらだ。
連覇と、そして大会3勝目で改めて強さを見せつけたい。
なお、財団法人日本ゴルフ協会主催の今大会は、社団法人日本ゴルフツアー機構が主管するトーナメントと出場カテゴリーが異なり、ジャパンゴルフツアーのシード選手であっても、ランキング下位の選手には権利がありません。
かわりに将来有望なアマチュア選手や、独自の予選会を勝ち抜いた選手たちが数多くこの大舞台に挑みます。
大会の出場予定選手はこちらからご覧ください。