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関西オープンゴルフ選手権競技 2010
争奪、中部銀次郎杯!! 熾烈なローウェストアマ争い
同じ関西出身のよしみもあって、以前から親交があった谷口徹との同組ラウンドに、終わってから「フェアウェイに行く方法を教えて」と、冗談を言われたほどだ。
しかしいかんせん、パットが入らない。
「気持ちが足りなかったかもしれない」。ラインの読みは、間違いない。ただボールがカップに届かない。「昨日より、打ててなかった。イメージが全然変わってしまった」と、悔しがった。
2オーバーの72には「もうちょっと頑張れた」と、反省しきりだ。
通算1オーバーは、東北福祉大2年の藤本佳則くんと並んで30位タイ。最も成績が良いアマチュアに贈られるローウェストアマには、昨年から亡きアマ界の至宝の名を冠した栄光の「中部銀次郎杯」が授与されるだけに、このチャンスは絶対に譲れない。
「明日は、昨日以上に頑張ります」。
コース新の2日目以上の活躍を誓った。
一方の藤本くんは、2年連続の“戴冠”がかかるが、昨年から再三、話していたとおり、藤本くんの目標はあくまでも、ツアーでの活躍だ。
そういった意味でも、前日20日(金)にレギュラーツアーの登竜門・チャレンジトーナメントでの同級生の活躍が、何より励みになっている。
20歳の小平智(こだいらさとし)さんが、「鳩山カントリーGMAチャレンジ」で優勝を飾った。
前身にあたるグローイングツアーは93年水戸グリーンオープンの片山晋呉以来の快挙には藤本くんも「大いに刺激になっています」。
トップ10入りを目指し、得意の大まくりを演じるつもりだ。