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Philip Morris K.K.Championship 2002

今年も激戦、賞金レース!!

一昨年前のこの大会。
 賞金レースの主役は、当時ランク1位の佐藤、同2位の谷口と、片山だった。
 あれから2年。
 再びこの3人が、今度は、トップ3で顔を合わせた(シーズン終了後に加算される、海外獲得額含む)。
 今年、ランク1位を走るのは一昨年前のこの大会のチャンピオンでもある、谷口徹だ。今回は、あの年あと一歩で逃した賞金王の座どころか、「昨年の伊沢のツアー最多獲得額の記録を破る」と燃えている。
 その谷口を約1000万円差で追うのは、ランク2位の佐藤信人。
 「いまはショット、パットともにどん底の状態だけど、ゴルフはたった1打で変ることもある。谷口さんにはこれ以上、離されたくない」と、執念を見せる。
 そして一昨年前、この大会時はランク6位で「賞金王には、光も見えないところにいる」という位置から、ツアー終盤には怒涛の3勝をあげて賞金王に輝いた片山晋呉は、谷口と約5000万円差で、現在ランク3位につける。
 「今週の僕の活躍次第で、面白くなるね。ぜひ勝って世の中の注目をゴルフ界に集めたい」とニヤリ。1年ぶり2度目の賞金王奪還をもくろむ。
 今年も、“ABC”に役者が揃った―。

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