ＭＩＰ賞は、「モスト（Ｍｏｓｔ）インプレッシブ（Ｉｍｐｒｅｓｓｉｖｅ）プレイヤー（Ｐｌａｙｅｒ）」の略。つまり、全国ゴルフファンのみなさまの投票によって、「今年もっとも印象に残った選手」として選ばれた者に与えられる賞だった。

また、ゴルフ記者賞は、普段、選手たちをもっとも間近で見守り、取材活動を続けられている雑誌、新聞、テレビのゴルフ記者のみなさまが、ファンに対するアピール度やマナー等がもっとも行き届いている、と感じた選手を投票によって選出する賞だった。

常日頃からゴルフ界の発展を口にし、ただ優勝を狙うだけでなく、同時に「どれだけ見てくれる人々を感動させられるプレーができるか」に重きを置いている谷口にとって、この2賞の受賞は何より誇らしいものだった。

ＭＩＰ賞として日本ゴルフツアー機構からトロフィーと、ＬＶＭＨウォッチジュエリージャパン株式会社タグ・ホイヤービィビジョンさまより副賞の「リンク自動巻クロノグラフ」と、ゴルフ記者賞には東京運動記者クラブを代表して、東京新聞・編集局運動部の卓田謙一さま（＝写真上、右）より記念のトロフィーを受け取って、

「少しでも、みなさんの記憶に残るプレーを披露できたのかな、と思うとほんとうに嬉しいですね」と、感激もひとしお。

今年の谷口の活躍を影で支えてくれた専属キャディの清水重憲さん、マネージャーの大下直久さん、小杉産業株式会社の執行役員副社長、塚越正敏さん、大塚製薬株式会社の宣伝部部長、石松泰三さん、テイラーメイドの馬場亮輔さん、トレーナーの秋山武雄さんら“チーム谷口”の面々を表彰式の壇上に呼び寄せて、ベストサポート賞を贈るとともに、受賞の喜びを分かち合っていた。

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• 谷口 徹