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ABC チャンピオンシップ 2007
賞金レースの主役、谷口徹が2位タイ
「やっぱり、一緒の組でやるわけだからね。負けちゃいけない、というのがある」。
賞金ランク1位はライバルを前にして、気合が入った。
15番パー5で7メートルの第4打をサンドウェッジで直接決めるなど、5アンダーは2位タイスタート。
開幕前から訴えている背筋痛の影響だろうか。対して、1アンダー35位タイと出遅れた片山にはあまり闘志が感じられなかったのが少々じれったいところだが「最終日に備えているのかもしれない」。
それも作戦のうちかもしれない、と考えれば油断は禁物だ。
「毎日、4アンダー以上を出して、3日目にこそ優勝争いに加わりたい」。
奈良県出身。地元勢として、大会を盛り上げたい気持ちも強い。
「今年、関西で行われる最後の大会だし、優勝できるよう頑張りたい」と、気合が入った。
<現在賞金ランク2位の片山の話>
「今週は体調が全然ダメ。フラフラです。2週間(先々週の日本オープン2位、先週のブリヂストンオープン優勝)、あれだけのゲームをやったら、そうなるよ。僕は体も小さいしね。今日はイーブンパーで回れたら十分と思ってたから。アンダーなら上出来です」